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2015.03.12 (Thu)

3月11日に振り返る 山梨多頭問題

3月11日の今日、山梨の小林さんの誕生日だということは、ひとつ前のブログにも書きました。

僕はこの今年の3月11日を、山梨多頭問題の解決に向けたひとつの節目として捉えていました。



アスカと伸・さちほ、そしてすずを迎え、ALMAの代表にご理解いただいて、だいすけのお届け以降、しばらく預かりのお休みをいただき、今日の3月11日を目標に、山梨の問題のランディングを目指そうと考えました。

今日の3月11日を迎えるまで、預かりは休むつもりでいましたが、うちの屋上の落ち着きぶりを見て、予定より早くふっくんの預かりを始めることができ、今、銀次がここにいます。

実際には、僕がしたことと言えば、バタバタと屋上の住環境を整えながら、伸・さちほ・すずとの暮らしをちょこちょこと見ていただくくらいのことで、結果的には何もしなかったに等しいのですが、山梨の学生さん達は、本当に立派でした。

山梨が今どうなっているかと言うと…

どうもブログよりもFacebookの方が更新が早いようなので、Facebookを

https://m.facebook.com/yamanashi.tatou

●近況報告
現場:5頭(エース、ヒカリ、タマル、はな、ベル)
学生一時預かり:2頭(あや、りく)
仮譲渡:1頭(ミルク)
仮譲渡を抜いて《7頭》となりました。
ついにひとケタ(●^o^●)!!!


見ましたか?
「ついにひとケタ」!

かつて400頭を数えた山梨多頭問題は、ついにここまで来ました。

茨城の殺処分問題でネットを色々見ているうちに知ったのですが、「多頭」の定義は一応「10頭以上」ということらしく、茨城でも10頭以上になると「多頭」として報告の義務があります。

山梨も同様のようで、用語的には(あくまで用語的には)山梨多頭問題は多頭問題ではなくなったわけです。

山梨多頭問題の終わり方には2つのシナリオがありました。

1つは、あの現場の犬達があそこで生涯を終えること。

これも、小林さんと学生さんたちの献身的なお世話の賜物であり、これはこれでとても尊い終わり方だと思います。

伸・さちほ・すずも14歳…あ、もう15歳になってるのかもしれません。とにかく山梨の犬達は全員老犬です。

嫌な言い方ですが、あのまま行けば、数年後には勝手に問題は消滅するところでした。

もう一度言いますが、これはこれでとても尊い終わり方なのです。

だけど僕は、今のままでも既に尊い活動をされている帝京科学大学の学生さん、村田さん井川さんに

「君たちの代でこの問題を解決させよう」

と、身勝手にもそんなことを言いました。

10年前より、5年前より、3年前より2年前より去年より、里親さん探しのハードルはどんどん高くなっていました。

人馴れもしていない犬達で、ましてや、高齢にもなり、病気にもなり、足腰も悪くなり…

だんだん険しくなる譲渡の道よりも、これまで通り、現場で献身的なお世話を続けていく方向の活動に軸足が移っていく…これは自然なことでした。

でも僕は、問題が終わってしまう前に終わらせよう、君たちの代で終わらせなければ、本当に終わってしまう…そう言いました。

既に尊い努力をずっと継続してきた人達に、酷いことを言ったのではないかと心配もしました。

しかし、あの学生さんたちは本当にやってしまいました。

譲渡が一番難しいはずのこの一年で、たくさんのワンコ達が家族と暮らせるようになりました。

問題自体はまだ完全な解決を見ていませんが、しかし「多頭」問題はあの学生さんたちの手で終わらすことができたのです。

彼らのサークルの歴史に刻まれる快挙だろうと思います。

すごいことをやってくれました。



帝京科学大学の学生さんたちの活動を、日本大学芸術学部の学生さんが撮影していました。

卒業制作…というのかな?
撮影者の堀内全くんが、DVDを送ってくれました。

拝見しましたが、22分46秒、素晴らしい作品でした。本当によく撮影してくれました。

あくまでも「多頭」の部分ではありますが、それを克服したラストイヤーに、堀内くんが映像に残してくれたということも、天の導きかも知れません。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1560449237569515&id=1551252895155816&_rdr

来る3月22日(日)、日大芸術学部 江古田校舎大ホールにて、14:50より堀内くんの作品「犬たちは笑わない」が上映されるとのこと。

ありがたいことに、こんな僕をお誘いくださいましたので、既にDVDで拝見させていただいてはいますが、ぜひ当日も伺わせていただきたいと思います。

卒制祭2015…ということですので、一般にも公開するんだろうな。

江古田校舎って練馬区ですね。
山梨の多頭現場を伝える、ギリギリのタイミングで残せた貴重な映像です。

たくさんの皆さんに観ていただきたいと思います。


00:06  |  山梨  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

本当に…

14年前 ボスがいた光景は今もはっきり頭と心の中にあります。
昨年 あきに会いに13年ぶりにお山を訪ねた時 私の目には柵で仕切られ 1頭1頭に小屋があり 美味しいごはんと綺麗なお水がある光景に なんと表現して良いのか言葉を選べないのですが 13年前とはまったく違った光景にホッとしたような気がしました。
ボスが来てから数年 お山から離れてしまい それから 偶然学生さん達のホームページへたどり着き 「あの現場だ」と知り 閲覧中 「その」に惹かれ そのを迎えました。学生さんに「そのを迎えようと決めたのはなぜか」と聞かれたのですが あの現場だからとかではなくて 惹かれ それでも1ヶ月位は自問自答してからそのに会いに行き 「うち来る?」と。
私は引き寄せられる縁というか 今でもそのに呼ばれたと思っています。
そのを看取り かなり落ち込みましたが その中でホームページではお山から訃報が届き そのに背中を押されるように「あき」が我が家に来ました。シニアを家庭に迎えるにあたり決心するのは大変だと思います。
そのには沢山のことを教えてもらい シニアを引き受ける覚悟みたいなもの教えてもらいました。
今お山にいる子たち 確かにあの場所で生涯を終えるかもしれない。
それでも私は その あきの笑顔を見てしまったから 何も出来ない していない私が言う言葉ではないかもしれませんが もしかしたら数ヶ月しか一緒に過ごせないかもしれないけれど 1頭でも良い お外の世界を見せてあげて欲しいと願わずにはいられません。
そのとあきとの縁を結んでくれた 学生さん達には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
なんか 長々とすみません。
五百蔵 |  2015.03.12(木) 13:00 | URL |  【編集】

五百蔵様

うちにも、村田さん井川さんと同じ歳の倅がいますが…いや、うちの倅にはうちの倅でいいところもあるんですけど、しかし、あの現場で見る若者たちには、感心させられっぱなしでした。

日本にはこんな若者達がいる…

「多頭」問題としては、大きな進展があった2014年でしたが、これで安心してしまうことなく、問題の完全解決に向けた歩みを止めないようにしなければいけませんね。
けいせつ |  2015.03.13(金) 23:49 | URL |  【編集】

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